S15シルビアの納車ができるまで その2 エンジンの仕様変更
ここからはエンジン単体を分解します。
ターボモデルのピストンに交換して圧縮を落とすだけです。簡単です。
軽いOH気分でエンジン内部の点検や劣化部品の交換もしておきます。

こちらと同時期にもう1基、別のシルビアもNAエンジンをターボにします。

まずはヘッドパーツを取り除きます。

カムシャフト、ロッカーアーム、ラッシュアジャスターなど。

ヘッドを外したところです。まだシリンダーにピストンが入っています。

シリンダーをひっくり返して、オイルパンを外しました。

ピストン、コンロッド、クランクシャフトを外しました。

クランクメタル、スラストメタルは新品にしておきました。

ピストンは普通にターボ用です。



この時点でようやく見えますが、オイルリタンの穴あけ加工とニップルを取り付けておきました。
ピストンリングコンプレッサーは86φ専用品ですが、とっても楽ちんです。


腰下完成です。

これでエンジン単体でのターボ化の準備が出来ました。
ガスケットは折角ですのでメタル製に交換しておきました。
この後、エキマニ、タービン、他の補機類を取り付けていきます。
続く
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