12SR マーチ 水漏れ修理 その2

つづきです。
 
 
 

 
大きな穴が空いたトランクフロアを下側から覗いて、修理方法を考えています。
 
 
 

 
丁度お店のリフトに同じ12SRのマーチがオイル交換で上がっていたので比較して見ることに。。。
 
牽引フックの付いているフレームの近くまで鉄板が錆で侵されているので、
 
鉄板を切り貼りして修理するのは面倒くさいのと、強度的な不安があるので、
 
ガラスマットを上手に使って補修することに決めました。
 
 
 

 
浮き錆を取り除き、念の為に地金が見える程度まで研磨してから錆転換剤を塗布しました。
 
ガラスマットを貼るために裏側からアルミテープで無くなってしまった『 面 』を作ります。
 
 
 

 
鉄板が非常に薄くなっているので、そ~っと1プライ貼りました。
 
 
 

 
1プライ硬化後に積層用のガラスマットの型を新聞紙で簡単に型をとります。
 
 
 

 
ガラスマットをハサミでカットすると生地の端が立ってしまうので手で引きちぎります。
 
 
 

 
ラフな型紙でも精度が向上しますネ。
 
 
 

 
こんな感じで室内側から2プライ貼りこみました。
 
エア噛みが無いように強度と耐久性を考慮しつつ、横着しないで鉄ネジローラーを使って丁寧に脱泡しました。
 
 
 

 
室内側が乾燥した後、フロア下面は1プライ貼りました。
 
薄くなってしまった鉄板はガラスマットで上下からサンドしたので、この部分に関しては、
 
これからは空気に触れることが無いので、錆が侵食することはないでしょう。
 
錆びて大きな穴が空いて無くなってしまった『 面 』が復元出来ました。
 
つづく。。。
 
 


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