180SX 社外エアロパーツの割れ修理 タイムアタック

日産180SXの社外品のFRP製フロントバンパーの割れ修理?補修をします。
 
タイムアタックですが、ディテールまできちんと仕上げます。
 
 
 

 
大雨の日の深い水たまりを通過した時にスポイラー部分が割れて無くなってしまったみたいです。
 
割れてしまっても周辺部分があれば簡単に直せるんだけど、今回のはちょっとって感じですが、
 
新品や中古品で対応するのはちょっとシャクなんで料金が高くならない様なやり方で
 
一般的な修理料金の予算の範囲で直します。
 
大体の板金修理などでの作業はなにも考えずに作業に取り掛かれるんですが、
 
ちょっと変わったこういうのはどんな感じでやるのかを考える事がとても重要です。
 
やり方が決まったら後は簡単でスピーディーに作業をこなすだけです。
 
 
 

 
バンパー下面は運転席側の方が助手席側に比べて少し残っているので少しでも原型を尊重する為に
 
簡単な型紙を作って反転使用してセンターを出した後スムーズなラインを引きます。
 
 
 

 
ちょっと使えそうで使えない感じの最近廃棄処分予定だったR33スカイラインのFRP製バンパーです。
 
せっかくなんでドナーになってもらいます。
 
 
 

 
切り出した使えそうな部分。。。
 
 
 

 
とりあえず使える面ごとにカットします。
 
 
 

 
下面部分ですが若干、R が違うのでそこはあとでちょっと補正します。
 
 
 

 
急いでやりたいところですが無難をとってとりあえずマットで固定したところ。
 
 
 

 
口の中の下側の面に使うのですがちょっとカットしてからRを調整します。
 
 
 

 
それなりの精度で固定したところです。
 
 
 

 
裏側から見たところ。。。  左右と中央付近もSSTのおかげで精度もバッチリ。(笑)
 
 
 

 
自然な感じに付きました。。。
 
 
 

 
正面側からみても用意した面が違和感のないように付いています。
 
 
 

 
リップ部分の面をつけたところです。 多分この辺りで作業開始から90分位です。
 
 
 

 
無難をとって部分的にマットで固定するところです。
 
 
 

 
大体の形になってきました。
 
 
 

 
補修してきた部分を大きめな面で覆うようにガラスマットを貼り込みます。
 
 
 

 
貼り込んだところ。。。
 
 
 

 
臭い樹脂とガラスマットとはもうオサラバ。  もう楽勝なところまで来ました。(笑)
 
 
 

 
パテ。
 
 
 

 
パテ処理後にスプレーパテで面を通してサフェーサー直前のところです。
 
 
 

 
サフェ。
 
 
 

 
ダメージ部分のみを簡単に塗装して終了~~~♪♪♪
 
FRP樹脂やスプレーパテの乾燥時間を除いたトータル作業時間は7時間位です。 多分早いハズです。
 
普段は一般的な板金修理が主で、こんな作業ばかりではないのですが余興のつもりでお客さんの
 
予算や考え方にある程度合わせてこうゆう作業もちょっと位はという感じでやったりするという一例で捉えてください。
 
タイムアタックなんで結構しんどかったデス。(笑)
 
 


« 前の記事: を読む

次の記事: を読む »