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フェンダーの爪折り加工 スバル・インプレッサ

スバル・インプレッサのフェンダーアーチのツメ折り加工を依頼されましたので簡単に作業内容をお伝えします。
 
オーナーさんが言うにはほんのちょっとだけですがタイヤが当たってしまうそうです。
 
 
 
DSCF3284
 
先ずは車体にウマをかけて作業がやりやすいようにします。
 
 
 

 
フェンダーアーチの裏側は砂利などの汚れが溜まっていますので濡れたタオルなどを使ってキレイにします。
 
 
 

 
両側を同じように仕上げる為にスケールなどを使って目印をつけます。
 
 
 

 
塗装が剥がれない様にヒートガンで塗装と鉄板を温めながらゴムハンマーを使って
 
両側を同じように少しづつ叩いていきます。
 
鉄板を温めると加工しやすくなるので叩くことより鉄板を温める事がとても重要です。
 
 
 

 
右側です。 フェンダーのツメ折りはベッタリ折り曲げるんじゃなく、ストロークした時に
 
タイヤがあたらなければいいので必要以上に曲げたりする必要はありません。
 
ベッタリ折るとむしろ砂利や泥などがたまる、錆の原因に繋がるなどのデメリットが多くなります。
 
 
 

 
左側。 左右が同じように加工できました。
 
 
 

 
左側ステップの後端部ですが、純正のシーリング処理がちょっと甘い感じです。
 
 
 

 
加工後の仕上げにシリコンを使って防錆処理を施します。
 
この処理をすることにより泥水などの浸入を防ぐことができ後々の錆や塗装の浮きなどの
 
トラブルが防げますので毎回必ず施工します。
 
 
 

 
シリコンを塗るのにバリなどで怪我なんかしちゃいけないので
 
指サックをはめてアーチの端から端まで塗布します。
 
 
 

 
これで安心です。
 
 
 

 
。。。
 
 
 

 
完成。。。
 
地味ですが結構色んな車種での依頼が多いスタンダードなメニューです。
 
 
 

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