ホンダ BEAT  リフレッシュペイント その1

ホンダ・ビートのリフレッシュペイントを依頼されました。 平成4年式の車です。
 
外観は年式相応に結構くたびれている感じが漂っています。
 
オーナーさんはまだまだこの車を乗りたいらしく、そろそろ気持ちよくリフレッシュしたいとの事でしたので、
 
その想いに添えるように作業をしました。
 
ボディーのコンディションはパッと見ではそれなりですが、ドアの開口部やトランクの裏側などは日に焼けて
 
いないせいかとてもキレイだったので、外側のみの塗装を施す事にしました。
 
 
 
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まずは外観のチェックから。
 
 
 
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ドアのクリヤーが剥がれてますね。 補修した形跡がわかります。
 
作業が手抜きだったのか経年劣化で許されるものなのかはわかりませんが。。。
 
ドアノブとクオーターのエアインテーク部も日に焼けて変色しています。
 
 
 
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ドアミラーもしかり。艶が無くて白っぽくなっています。
 
 
 
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ボンネットはひどいデス。
 
一枚塗ったであろうクリヤーが半分以上剥がれています。
 
板金やさんが安い料金で承ったのでしょうか? 残念な感じです。
 
 
 
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バンパーやヘッドライトなんかも白っぽくなっています。
 
 
 
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右ドアも補修されているようです。
 
色も合っていないし、写り込んでいる車を見ると面がヨレヨレで酷いのがわかります。
 
 
 
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ヘッドライトは黄ばんではいないけど、レンズの保護コート膜が剥げてきています。
 
 
 
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このサッシ部分はゴムの様な塗装だと思いますが、ひび割れて汚らしい感じがします。
 
フロントガラスのゴムモールは掃除すればきれいになりそうなので今回は予算の都合もあり、ガラスは脱着しません。
 
 
 
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年式相応だと思うけどお疲れ様な感じがします。
 
 
 
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とりあえずざっとですが一周見渡したので作業に取りかかります。
 
 
 
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どんどん部品を脱着していきましょう。
 
 
 
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バンパーの付属品もどんどん外します。
 
 
 
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ドアミラーやモールもサクサクと。
 
 
 
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ちょっとわかりずらいドアハンドルも外します。
 
 
 
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ハアハアしながらの途中経過。
 
 
 
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後ろ廻りもスッキリしてきました。
 
 
 
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。。。
 
 
 
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。。。
 
 
 
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ビートのドアミラーはアッセンブリーの設定しかないみたいで、カバーだけとか、ミラー単体とか
 
可動部のみの注文はできないみたい。
 
構造上、分解して塗るのは難しいみたいですが、ここはひとつ一年の内におおよそ3回しか使えない
 
フォースを使ってバラす事に成功!
 
でも塗り終わって組み付けるときにもう一回使わないといけないかもしれません。。。
 
 
 
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大きいあて板で触ってみると面がヨレヨレだったのがわかります。
 
この後、スプレーパテを吹きザクザクと面出しをした後、サフェーサーを塗ります。
 
 
 
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サフェーサーが入ったらヨレヨレだった面が落ち着いたのがわかります。
 
 
 
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リアバンパーの塗装がひび割れたキズを修理します。
 
ひび割れは再発しないようにベルトサンダーやリューターを使い、表面だけじゃなくて根っこまで掘り下げます。
 
 
 
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パテつけはこれでOK。
 
 
 
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小さなヘコミとスリキズを修正。
 
 
 
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前の補修でクリヤーが剥げかけている部分のエッジを取った後、サフェで止めます。
 
 
 
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左ドア下部分のキズを修正しました。
 
 
 
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剥がれかけていたクリヤーを削り落とした後にサフェーサーを入れます。
 
 
 
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塗装する小物。
 
 
 
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トランクも透かしてみるとわかるうっすらとした面の歪みを修正しました。
 
 
 
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小さな飛び石やスリキズも見逃さずに直します。
 
 
 
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やっかいなのがコイツです。スクレイパーなどで簡単に剥がれるかと思ったんだけど、ベトベトネチャネチャして
 
一向に進まない。ウインドーモールは絶対にキズをつけちゃいけないんでハラハラしながらやるも精神的にツライ。
 
ガラスを外せばどんなに楽なんだろうって思いつつも、ここでまたフォースを使い問題を解決。
 
 
 
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フォースの御加護あれ! ってたまにかよく言ってる御大のマネを
 
しつつ見事にキレイさっぱりに。。。
 
 
 
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塗装前のあしづけと洗浄も終わりマスキングの準備に。
 
タイヤ・ホイルを外してUMAに乗ってもらいます。
 
 
 
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塗装中のミストが入らないように余分はしっかりマスキングします。
 
 
 
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なかなかカッコよく出来たマスキングです。少々お気に入りの画像。
 
 
 
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ステップ下もしっかり塗れそうです。
 
 
 
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せっかくなんでトランク内はここで塗装を切りました。
 
 
 
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フューエルリッド内側もせっかくだから塗ります。
 
続きます。
 
 


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